中古住宅 旗竿地でも買った理由

中古住宅購入を検討されていらっしゃる方へ、

築60年の中古住宅に暮らす私からの話をさせてください。

築60年という、なかなかレアな中古住宅での暮らしも

５年目に入りました。

旗竿地ということで、

普通の土地より安く購入できた中古住宅ですが、

駐車場がなく、日当たりがあまり良くありません。

ただし、駐車場がないことで車を手放し、

維持費がかからなくなったことで、支出が大きく減りました。

それに、２階には暖かな日差しがたっぷり入ります。

収納が少ないことは、モノを減らせば解決。

防犯、防寒対策のために二重サッシを取り付けました。

こうして、ちょっとしたデメリットは、後で何とかなります。

そんなことが分かっていながら、

なぜ、この中古住宅を購入したのか？

それは、立地の良さです。

一番近い駅まで３分。

他にも、10分以内で着く駅が２つあります。

それに加え、新幹線に乗るのに20分、羽田空港まで30分。

車がなくても、何も困りませんし、

何より地価が下がりません。

そんなことを気にする理由は、

子どもの成長と共に、親の家問題を耳にするようになったこと。

問題は、人それぞれですが、

やはり『売れない』という問題が多いように思うのです。

ですから、家は『売る』『貸す』『建て直す』のどれも可能な

中古住宅にしようと決めていました。

(ですから、借地権と再建築不可物件は、最初から除外しました。)

その為に、もう１つこだわったことは、

安心、安全な暮らしです。

このお話、5年前に書いたものですが、

今も、耐震改修は必ず行うべきだと思います。

最近では、インスペクション(建物状況調査)だけでも行ってくれる

セカンドオピニオン的な会社も多くなりました。

リフォーム済みとはいえ、耐震基準適合証明書は、

安心できるお守りにもなります。

『耐震診断していない家は買わない。』

まずは、その覚悟を決めて

中古住宅購入を検討してみてはいかがでしょうか？

nonly

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